CAST出演者

  • 役所広司

    KOJI YAKUSHO
    1956年-
    1996年『Shall weダンス?』、1997年『うなぎ』(カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)など海外で評価の高い数々の映画に主演。また、2006年には米映画『BABEL』(カンヌ国際映画祭監督賞、米アカデミー賞作品賞ノミネート)に出演。三船敏郎をリスペクトしている日本を代表する映画俳優。
  • スティーブン・スピルバーグ

    STEVEN SPIELBERG
    1946年-
    映画『激突!』が高評価を受けて以降、『ジョーズ』、『未知との遭遇』、『レイダース失われたアーク』、『E.T.』など次々と大ヒット作を生み出している。1993年、『シンドラーのリスト』ではアカデミー賞を受賞。映画『1941』ではアキロー・ミタムラ中佐役で三船敏郎を起用。最新作『レディ・プレイヤー1』は、2018年4月20日に日本公開予定。
  • マーティン・スコセッシ

    MARTIN SCORSESE
    1942年-
    1976年『タクシードライバー』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。以降、『レイジング・ブル』、『グッド・フェローズ』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『ディパーテッド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『沈黙-サイレンス-』などを手掛ける。黒澤映画に強く影響を受けた映画監督の一人。
  • 香川京子

    KYOKO KAGAWA
    1931年-
    代表作に『おかあさん』(52/成瀬巳喜男)、『東京物語』(53/小津安二郎)、『近松物語』(54/溝口健二)、『どん底』(57/黒澤明)など巨匠たちの傑作に数多く出演。黒澤明監督作品への出演も多く、三船敏郎の恋人または妻役を演じることが多かった。
  • 司葉子

    YOKO TSUKASA
    1934年-
    1954年『君死に給うことなかれ』でデビュー。主演を務めた『紀ノ川』(66/中村登)においては数多くの賞を受賞し、その年の7つの演技賞を独占。三船敏郎との共演作品も多かった。
  • 土屋嘉男

    YOSHIO TSUCHIYA
    1927年-2017年
    『七人の侍』(利吉役)に抜擢され、『赤ひげ』まで9本の黒澤映画に出演する。一方で本多猪四郎監督の特撮映画などにも多数出演。東宝退社後はドラマや釣り番組、トーク番組など幅広く出演。三船敏郎との共演も多く、公私で親交が深かった。
  • 加藤武

    TAKESHI KATO
    1929年-2015年
    『にごりえ』(53/今井正)に出演したことから映画キャリアが始まり、翌年の『七人の侍』では、町を歩く侍役でノンクレジット出演。『蜘蛛巣城』における都築警護の武士役や『隠し砦の三悪人』の冒頭部分で壮絶な死にざまを見せた落武者、『悪い奴ほどよく眠る』の主人公の相棒・板倉役などの黒澤作品に出演。
  • 八千草薫

    KAORU YACHIGUSA
    1931年-
    1947年、宝塚歌劇団に入団、娘役として活躍後、映画女優に。『蝶々夫人』(55/カルミネ・ガローネ)、『侍』(65/岡本喜八)、『男はつらいよ寅次郎夢枕』(72/山田洋次)、『ハチ公物語』(87/神山征二郎)など数々の名匠に起用され、名実ともに日本を代表する女優の一人。三船敏郎とは、『宮本武蔵』(54/稲垣浩)などで共演。
  • 夏木陽介

    YOSUKE NATSUKI
    1936年-2018年
    『若い獣』(58/石原慎太郎)で映画デビュー。続いて同年、『密告者は誰だ』(58/熊谷久虎)で早くも主演を務める。以後は『用心棒』や『野盗風の中を走る』(60/稲垣浩)など。爽やかさと野性味を兼ね備えた二枚目として、現代アクション、戦争映画、時代劇、怪獣映画、青春映画、コメディと幅広いジャンルの作品で活躍。かつては三船プロダクションに所属。
  • 二木てるみ

    TERUMI NIKI
    1949年-
    三歳で映画界入り。黒澤明監督『七人の侍』に農民の子の一人として作品に参加。五歳のとき久松静児監督『警察日記』に出演。その才能を絶賛され、その後同監督作品に多数出演。1965年、再び黒澤監督とめぐり会い『赤ひげ』のおとよ役で第16回ブルーリボン助演女優賞を史上最年少で受賞。
  • 野上照代

    TERUYO NOGAMI
    1927年-
    映画スクリプター。1950年、『羅生門』にスクリプターとして参加。1951年、東宝へ移り『生きる』以降の全黒澤映画に記録・編集・制作助手として参加した。
  • 宇仁貫三

    KANZO UNI
    1940年-
    殺陣師。高校を卒業後、宝塚映画製作所に入り、俳優として修行する。黒澤明監督作品などの映画出演を経て、殺陣師久世竜の弟子となる。三船プロダクションに籍を置いた後独立し、時代劇と現代劇の映画・舞台・テレビドラマを多く手掛ける。
  • 中島春雄

    HARUO NAKAJIMA
    1929年-2017年
    1950年、東宝の専属俳優になる。『太平洋の鷲』(53)でファイヤースタントを演じ、翌年『ゴジラ』で先輩の手塚勝巳とともに、主役ゴジラのスーツアクターとなる。以後、数々の東宝特撮映画で怪獣を演じた。三船敏郎との親交が深かった。
  • 中島貞夫

    SADAO NAKAJIMA
    1934年-
    映画監督。東京大学卒業と同時に東映入社。1964年、『くの一忍法』で監督デビュー。『木枯らし紋次郎』シリーズ、『日本暗殺秘録』、『日本の首領』シリーズ、『極道の妻たち』シリーズなど、作品は多種多様。
  • 佐藤忠男

    TADAO SATO
    1930年-
    日本を代表する映画評論家であり、アジア映画研究の先駆者。映画を中心に演劇、文学、大衆文化、教育などの広い分野に及ぶ評論活動を半世紀以上続け、最初の著書「日本の映画」(三一書房、1956・キネマ旬報賞受賞)以後、100冊を超える著書を発表している。
  • 明石渉

    WATARU AKASHI
    プロデューサー。日本大学芸術学部映画学科を卒業後、三船プロダクションに入社。宣伝広報兼芸能部長。三船敏郎を担当。三船プロ製作の映画、TV及び『レッド・サン』、『1941』など海外進出作品の宣伝パブリシティを全て担当。
  • 三船史郎

    SHIRO MIFUNE
    1950年-
    三船敏郎の長男。俳優、映画プロデューサー、三船プロダクション代表取締役。
  • 黒沢久雄

    HISAO KUROSAWA
    1945年-
    黒澤明の長男。映画プロデューサー、黒澤プロダクション・黒澤フィルムスタジオ代表取締役社長。
- NARRATION ナレーション
  • キアヌ・リーブス(海外公開版)

    KEANU REEVES
    俳優、ミュージシャン。1994年、『スピード』の大ヒットにより国際的スターの仲間入りを果たす。主な主演作品は『マトリックス』、『47RONIN』、『ジョン・ウィック』など。親日家としても知られている。
  • AKIRA(日本公開版)

     
    EXILEの中心核としての活動に加え、数々の映画、ドラマ、舞台、声優など様々な分野で活躍。2009年の映画『ちゃんと伝える』では日本映画批評家大賞新人賞を受賞。10年中国公開のアンドリュー・ラウ監督作品『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』にてアジア映画デビュー。17年にはマーティン・スコセッシ監督のハリウッド作品『沈黙‐サイレンス‐』に出演、’18年春公開の三船敏郎の生涯を描いたドキュメンタリー映画『MIFUNE:THE LAST SAMURAI』日本版ではナレーターを務める。
    またアジア人初となる「ラルフローレン」のアンバサダーに就任し、2018年は広告イメージモデル契約を結ぶなど、世界に活躍の場を広げている。

STAFFスタッフ

  • - DIRECTED 監督

    スティーヴン・オカザキ

    STEVEN OKAZAKI
    1952年生まれ。
    1976年に映画を撮り始め、数え切れないほどのドキュメンタリー映画製作に携わっている。『収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性』(Days of Waiting、1991年) はアカデミー短編ドキュメンタリー映画賞を受賞、『ヒロシマナガサキ』(White Light / Black Rain、2007年)はエミー賞を受賞した。日系人の強制収容を扱った 『Unfinished Business』(1985年)、原爆投下から60年後の広島を描いた『マッシュルーム・クラブ』( The Mushroom Club 、2006年)は、ともにアカデミー賞にノミネートされている。
  • - NARRATION SUPERVISION 日本語ナレーション監修

    落合賢

    KEN OCHIAI
    12歳の時に映画を作り始め、高校卒業後、映画監督になるという夢を叶えるために渡米。 2006年に南カリフォルニア大学(USC)の映画制作学科を卒業、2008年にはアメリカ映画協会付属大学院(AFI)で修士号を取得。 卒業制作『ハーフケニス』が、全米監督協会(DGA)から日本人として初めて審査員特別賞を受賞した。 現在までに4本の長編、30を超えるショートフィルムやCM、MVなど幅広いジャンルの映像を監督し、日本、アメリカ、ベトナムなど世界各地で活動している。
  • - PRODUCER プロデューサー

    中沢敏明

    TOSHIAKI NAKAZAWA
    1947年生まれ。
    大学を卒業後、三船プロダクションに参加。1995年、株式会社セディックインターナショナルを設立。アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(2008年、滝田洋二郎監督)をはじめ、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(2007年、三池崇史監督)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年、山崎貴監督)、『十三人の刺客』(2010年、三池崇史監督)、『一命』(2011年、三池崇史監督)、『おしん』(2013年、冨樫森監督)など、プロデューサーやエグゼクティブ・プロデューサーとして100作品以上の映画を世に送り出している。
  • - PRODUCER プロデューサー

    白石統一郎

    TOICHIRO SHIRAISHI
    1959年生まれ。
    慶應大学経済学部を卒業後、株式会社電通に入社。テレビ局企画推進部の部長、テレビ&エンタテインメント局次長を経て、株式会社C.A.Lの代表取締役社長に就任。スタジオジブリ作品やアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(2008年、滝田洋二郎監督)などに出資したほか、企画プロデュース作品として『忍たま乱太郎』(2011年、三池崇史監督)、『桜姫』(2012年、橋本一監督)『女が眠る時(2016年、ウェイン・ワン監督)』などを手がけている。